コミティアで小説の出張編集部に行ってきました!

※同文の記事を「物書きのためのSNS『We Novel Labo』」にも掲載しています。

先日、9/3に東京ビッグサイトで開催されたコミティア145にて、小説の出張編集部に行ってきました~!


「え!?出張編集部って、あの漫画の!?」「小説にもあるの!?」と思う方もいるかもしれませんが、あるんですよ、小説も受け付けてくれる編集部さんが……。


とても勉強になるアドバイスをいただけて、ホクホクの気持ちで帰還してきたので、今日はその時のお話を簡単にではありますがレポートとしてまとめてみようと思います。


よかったら、最後までぜひお付き合いしてやってください~!

(※サムネの写真はコミティア後に、売り子をしていたサークルの主さんとプチ打ち上げをした際に撮ったものです。手前にいるアクスタが、私の看板小説の主人公くん。よく一緒におデートして写真撮ってるため、今後も写真いっぱいあげるかも。よしなに。)


出張編集部でのお話をする前に

出張編集部であった事をお話する前に、簡単に小説の出張編集部ってどんなものなのか、書き記して置こうとおもいます。


事前情報があった方がなんとなくで想像がつきやすいでしょうし、こちらもレポートが書きやすくなるので……。


まず始めに、「小説の」出張編集部とは言っても、いらっしゃる編集部さんは小説専門の編集部さんではありません。

※あくまでも、私が行ってきたコミティア145の場合です。別の出張編集部では、小説専門の編集部さんもいらっしゃるかもしれません。


漫画を見る編集部さんが小説も見てくれる、といった方が正しいです。

小説を原作とした漫画の連載をやっている編集部さんが、小説を読んでくださるという感じでした。


実際に、私が持っていった編集部さんでも「あくまでも漫画化を前提とした小説を読みに来てもいるので、その前提でいいのであれば」と最初にお言葉をいただきました。


先んじて、しっかりそう言ってくださるの、対応の神様か……?


私自身、出張編集部にいらっしゃる編集部さんの名前を見た際に「たぶんそういう事なんだろうな」と察していたので、そこら辺は承知の上で出しました。

とにかく、他の人からの意見が欲しかったので(苦笑)


というわけで、「小説専門の編集部さんではなく、漫画を主とした編集部さんに見てもらった」という、この1点だけ承知していただいた上で、本記事を読んでくださると幸いです。


というわけで実際に持っていた時のお話に移ります!


今回、私が出張編集部さんに持っていった小説は『Herec ~一度音楽をやめた奴らが『社会人バンド』を組む話~』の文庫版です。


文庫本1冊分作れるだけあって、結構な文量があるこの作品(約16万字あるんじゃよ……)。

事前調べで、出張編集部さんは1人に対して15分ぐらいのお時間しか取れないと聞いていたので、絶対に最後まで読んでもらうことは不可能だと判明していました。


というか、普通に考えて小説を読むって凄い時間かかる事だからね。もの凄い短いお話じゃない限り、出張編集部さんのお時間ですべてを読んでもらう事は絶対に無理や。


なので、事前に自分で聞きたい事をまとめておき、それを持って出張編集部さんにお伺いさせていただきました。

聞いてきた内容は以下の2点です。


・男性と女性なら、どちらに向いている作品か

・どのくらいの年齢層にあった作品か


一応、自分のなかでも「どっち向けで、このぐらいの年齢層の」という想定はして作ってあるんですが、実際にWebやイベントで出してみると、予想していなかった層の読者・購入者様と出会うことが多いもので……。


なので、一度はっきり専門の方からどう見えるのか聞いてみるのがいいかもしれないと思い、この2つを質問させていただきました。

自分の作風が、どの層にあっているのかハッキリさせられる2つだしね。


あと、この2つなら、15分ほどの読書量でもお話聞きやすいかなって……。

へへ……(白目)


ちなみに、実際に持っていった編集部さんでは「30分なら読めるので、それでよければ読めるところまで読みます」と言ってもらえました。


私が行った時はまだ人が少なかったので、そう言ってもらえたのかもしれません。

30分もいいの⁉ と心の中で大感動しながら、「全然かまいません!」とお願いし、ひとまず30分読んでもらう流れになりました。


その間、勝哉は一度サークルに帰還。

一応、創作仲間の売り子でコミティアに来ていたので、売り子しに戻りました(笑)


そして30分後、再び編集部さんのもとに戻り、いろいろとお話を聞かせていただきました。

いただいたアドバイスの詳細は省かせていただきます。

色々と個人的な内容なので……。


言えることとしては、担当してくださった編集さんは私からの質問(上記2つ)について、ものすごく考えてくださって「こういう印象を受けました」「こういう部分が、この層に共感されると思う」と、たくさんお話してくださいましたということ。


こちらから「ここの部分は、こういうイメージで作ってあって」とお話させていただけば、それを加味しての印象や刺さりそうな読者層、「こうした方が狙っている層に届けられるかもしれない」といったアドバイスもしていただけました。


1番びっくりしたのは、自分では思いもしてなかった印象が作品にある事が判明した事ですかね。


しかも、それはかつて私が「お前には向かない」と言われた事があるものの1つだったので、「マジすか」と思わず素で返しそうになりました。慌てて飲み込んだけど。


新しい発見があったり、目から鱗な己の成長が判明したり……、とても楽しい時間でした。


若干緊張していたのでスルーしてしまったのですが、「続きが気になるのですが、このあとどうなるんですか?」って質問されたのも、よく考えたら嬉しい事だったのでは?

とにかく、訊かれた事にうまく説明しなきゃと思ってあわあわしていたので、全然気づかなかったけど。


単に、途中までしか読めなかったから続きが気になるという意味だったのかもしれませんが、編集さんから「続きが気になる」と言われたという事実はとても嬉しいことなので、この先、死ぬまで大事に胸の中にしまっておこうと思います。


墓場まで持っていく思い出にします。この決意は固いんだぜ。


以上!……なんだけど、最後にちょっとだけ反省いいですか


最後に1つだけ、反省させてください。

持ってく本、もっと薄いのにすればよかったなぁ(白目)

今回は、どうしても『Herec』への意見が欲しかったのでこの作品を持っていきましたが、普通に考えて出張編集部で読んでいただく文量じゃないのよ……。

編集さんにいらん負担かけちゃうだろうしって思うと、もっと短いの持っていけばよかったなぁと反省してます( )

また持っていくような事があれば、その時は短いのを持っていこうかなって思います。

……もし、短くなくても大丈夫な出張編集部さん知ってるよって方がいたら、コメントで教えてくださったら嬉しいです(震え声)

以上、出張編集部のレポートでした~~~~。

楽しかったです!

みちなり文庫

フリーライター・物書きである勝哉道花の活動拠点。 仕事や小説に関するお知らせが多めです。 お仕事のご依頼はTwitter(X)のDMにて受付中。 Twitterアカウントはプロフィールページに掲載。

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