小説『僕は彼女を愛しているけど彼女は『僕』を愛しているらしい。』裏話 第6回

『僕カノ』裏話、7回め!


残すところ本更新含めてあと2更新で終わりだというのに、実はもう語る話がなくて困ってるとか、そんな現実から目をそらしつつ、今回も元気に作品のお話をしていくんだぜ!


べ、別に、裏話の更新がいつも以上に遅くなった理由が、これのせいなんてことはないんだからねっ(冷や汗)


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第6回 裏話 テーマ『話数はあとから付け加えた話』


そんなわけで、原稿執筆時の裏話のストックが切れたので、今回からは『執筆外の裏話』をしていこうかと思います。


今回お話するのは「話数」に関するお話。

今でこそ、第1話、第2話、第3話……、と話数が存在する『僕カノ』ですが、実は当初はこの話数が存在していませんでした。


当初というか、正確にはWeb連載を開始する直前までですね。

つい最近まで話数が存在していなかったんですよ、実は。これ、本当の話。


もともと学校課題用に制作した短いお話だったので、わざわざ話数や章タイトルをつけて区切る必要ないかな、と思ってつけてなかったんですよね。

イベントでは冊子にして販売してましたが、話数をつけなくても見栄えとしては何も問題なかったので、やっぱりここでもつけようとは思いませんでした。むしろ、「目次ページ作らなくていいラッキー」ぐらいな気持ちでいた(思考がクズ)。


でも、Webで連載するならあった方が読みやすいよなぁ、と。


実際、Webで公開されている小説(長編)の大半が、章はもちろん、各章内で小さなエピソード毎にタイトルをつけて話数をわけています。

そうじゃない投稿の仕方をしている作品もあるけれど、母数は圧倒的にこちらの方が上です。


となると、Webで小説を読んでいる方々からしたら、章・話数がちゃんとある方が見慣れてて読みやすいのではないかな、と。

あと、作者としても、章・話数がちゃんと存在していれば各章・話数ごとに更新をすればいいので連載作業がしやすくなる――というわけで、『僕カノ』に話数をつける事を決めました。


ちなみに「章」ではなく「話」での表記を選んだのは、「章をつけるほどの長さの小説じゃないから」というのが理由です。


よくわからないんですけど、「章」って長編につけるイメージがあるんですよね。

ありません? そういうイメージ。


そういえば連載を行う際、表紙を描いてくださった絵師さんに「Webで連載したいので、改めてWebで表紙の絵を使わせてもらっていいですか?」って連絡したのですが、「あれ連載するんですか!?」「どうやって!?」って言われたっけ。

「話数をつけて連載します!」と言ったら、「話数!? あれ、話数で区切れるんですか!?」と驚かれました。


実は、私も絵師さんと同じ不安がありました。

だって、もともと話数で区切るつもりなく書いたお話だったんだもん。

後付で話数つけようとしたら無理だった……、なんて事があってもおかしくはないじゃないですか(震え声)


でも、区切れました。区切れちゃいました。なんとかなるものですね(白目)


どうやら、私自身が気づいていなかっただけで、ちゃんと「このシーンは、こういう意味でこういう展開にする」という風にシーンごとに役割を持たせて、当時の私は執筆していたみたいです(たとえば、第1話では主人公達の関係性の紹介・本作の目標(ゴール)「ヒロインとラブラブになる」とそれに付随する問題の提示する、といったように)。


おかげで、そのシーンの役割が変わる瞬間毎に区切る事で、綺麗にキリのいいところで話数をつける事に成功しました。

ありがとう、過去の私。でも、たぶんだけど、きっとそれは自覚ありでできるようになっておいた方がよかった技術です。今後は意識的にできるようにしましょう(今もできるとは言っていない)(絶望)


小説を書くのって、やっぱり難しいですね(苦笑)


今回はここまで!

次回、『僕カノ』本編&裏話、最終回になります!


ぜひ、本編共々最後までお付き合いしてくださると幸いです。

もちろん、すべて完結した後にお付き合いしてくださってもいいんですよ?(ニッコリ)


作品リンク:https://estar.jp/novels/26137400

投稿先:エブリスタ

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みちなり文庫

フリーライター・物書きである勝哉道花の活動拠点。 仕事や小説に関するお知らせが多めです。 お仕事のご依頼はTwitter(X)のDMにて受付中。 Twitterアカウントはプロフィールページに掲載。

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